見積もりといっても、各社さまざまです。 陥り易い失敗と、比較するコツをお話します。 |
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◆安いのはA社・B社? |
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同じ工事の見積もり依頼をし、A社が100,000円、B社が150,000円だとA社が安いと思いがちですが、
一概にA社が安いとは言い切れません。それぞれの会社によって「標準」とされている工事や「サービス」は違います。それによって仕上がりも値段も変ります。
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◆見積書からでは見えにくい金額の差のできやすい部分の例 |
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★壁下地の厚みの違い
★断熱材の種類の違い
★クロス仕上げの下地処理の程度の違い
★既存部分が汚れないよう覆う「養生」の程度の違い
★クリーニングの程度
★工事管理の程度の違い
★インテリアコーディネートの有無や程度
★工事の検査方法やアフターサービスの程度
★引越しサービスや仮住まいサービスの有無や程度など
グレードが高くサービスが多ければその分費用がかかります。 |
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◆工事の範囲が違う |
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同じように見積もりを依頼したつもりでも、実は工事範囲の解釈が違っていたというケースです。
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◆同じ工事の依頼でも見積もりの範囲が金額の差となります |
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★例えば、扉1枚の交換
扉1位だけの見積もりの場合もあれば、
扉に合わせた扉枠まで見積もりしている場合があります。 当然範囲が違うのですから金額は違ってきます。
工事の範囲をよく確認して比較することが大切です。 |
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◆値引きの大きい会社・経費の安い会社? |
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一般的には、値引きが大きく、経費の安い会社のほうがお得と思われますが、建築業界では見積もりの形式に統一されたものはなく、
値引きの書き方や経費の書き方も様々です。単価の単純な比較に意味はないのです。
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◆見積書の経費の書き方 |
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★経費を工事項目と別に書く
★経費を工事項目に加算し、経費として書かない
★経費の一部を工事項目に加算し、一部を経費として書く
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◆信頼できる依頼先を見極める |
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見積もりは、単純に安さを見るのではなく、信頼できるリフォーム会社選びの参考として、工事内容・サービス内容などを細かく確認しましょう。
そして自分に必要としているリフォームの工事内容やサービスであるかどうか、会社の姿勢はどうか、よくみて選ぶことが大切です。
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「環境にやさしく快適に暮らす」 |
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地球温暖化をくい止めるには、家庭でも二酸化炭素の排出をできるだけ抑えることが大切。環境にやさしい暮らし方を考えてみました。 |
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◆家庭でも二酸化炭素の排出をできるだけ抑えることが大切 |
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家庭での二酸化炭素排出の大半を冷暖房が占めています。
国をあげて建設が推進されている省エネ住宅はエコ住宅とも呼ばれ外気の影響をあまり受けないための環境負荷が少なく
冷暖房費も抑えられる住まいです。省エネ住宅の基本は「高断熱・高気密」。
いわば家全体を魔法瓶のように覆う考え方。天井・壁・床を断熱材で包むことで冬は冷気を遮断し暖気が逃げるのを防ぎ
夏はその逆で効率的な冷暖房を可能にし、外気の影響をあまり受けずに済む家が省エネ住宅です。
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◆暮らしを見直すことも大切 |
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リフォームする場合、どんなところをポイントにすれば良いでしょう。
暖房時の熱の流出は開口部が一番多いので、屋根・壁・床に断熱材を入れることも重要ですが、まずは窓周りを考慮する必要があります。
ガラスを複層ガラス(2枚のガラスの間に空気を閉じ込めたもの)に替えるだけでも断熱性能が3割アップするほか、
木やプラスチック製の断熱サッシなどを組み合わせるとさらに効果的。家全体の窓ガラスを替える方が「高断熱・高気密」になります。
ただし、高気密にすると「換気」が必ず必要になるなど、専門的な知識が必要ですから、エコ住宅に対する知識の豊富な会社や建物の性能についてよく理解している専門家に相談するのが一番です。
冷暖房が必要な冬や夏は「閉じる」ことで冷暖房効率を高め、気候の良い季節は「開ける」ことで、太陽や風など自然の恵みを上手に生かしましょう。
また、省エネ家電を選び、設定温度を見直すなど暮らし方を見直すことが大切です。
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◆環境にやさしい住まいとは? |
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★南面の開口 南面に大きな開口部を設けて夏は風の通りをよくし、 冬は日光を取り入れることで暖をとる
★庇の利用 庇の出を利用して、夏の強い日差しを防ぐ
★樹木(落葉樹)の利用 窓側に落葉樹を植え、夏の高い日差しを防ぎ、 冬の低い日差しを取り入れる
★ペアガラスによる保温 窓を2重にすることで、熱の出入りを減らす
★断熱材による保温 断熱材で熱の出入りを減らす
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「身近な地震対策」 |
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自然災害は避けることができません。しかし、災害への備えは被害を小さくすることができます。日ごろから災害に備えましょう!そして地震を感じたら落ち着いて行動しましょう! |
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◆もし家にいるときに地震を感じたら・・・ |
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まず、地震の揺れを感じたら、身の安全を確保しましょう。大きな地震の場合、数分間揺れが続くとこもあります。
そしてあわてて飛び出さないことも重要です。屋根瓦が落ちてきたり、ガラスなどでけがをする危険があります。
揺れがおさまったら、火の始末をしましょう。揺れている間はやけどをすることもあります。
次に扉を開け出口を確保し、必ず靴を履いて避難しましょう。ラジオなどで正しい情報を入手しましょう。
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◆外出しているときに地震を感じたら・・・ |
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狭い路地や塀際は危険です。
大きな揺れがおさまっても、余震が続くことがあります。
崩れかけた建物などに近づかないようにしましょう。
地盤が緩んで崩れやすくなっている場合がありますので、山崩れやがけ崩れに注意しましょう。
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◆日ごろの備えとは? |
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★住宅の耐震診断、耐震補強、家具の転倒防止対策 家屋の倒壊を最小限にするためい住宅の耐震化をしましょう。
★ガラスには飛散防止フィルム 割れたガラスでけがをしないよう飛散防止フィルムを貼っておきましょう。
★非常食の準備 非常食や飲料水、懐中電灯、携帯ラジオ、常備薬など、 できるだけコンパクトにまとめて準備しておきましょう。
★安全なスペースの確認 避難路となる廊下や玄関に家具や荷物を置かないようにしましょう。
★避難場所の確認 家族で避難場所の確認をしておき、連絡方法も決めておきましょう。
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